①杉花粉の増加
戦後日本では、杉の木を大量に植えました。その杉が成長し花粉を飛ばし始めたのです。国内で杉による花粉症が報告されてから50年も経ちます。
②地球温暖化の影響
③食生活の変化
動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量が多い食生活や、生活リズムの乱れ、ストレスなどもアレルギー症状を起こしやすくする原因です。
④衛生環境
近年衛生環境が極めてよくなっています。本来人間が戦うべく病原菌が減少しているのです。そのため花粉などの物質に過剰に反応してしまうそうです。
⑤大気汚染
大気汚染の1つでもある排気ガスに含まれる微粒子が体内に入ると花粉症が発症しやすくなると言われています。
⑥アスファルト
アスファルトは花粉がいつまでも残り、車の通行のたびに何度も花粉が舞い上がってしまいます。
アスファルトの多い都会に花粉症の患者さんが多いのもそのためです。
花粉症対策.com
2019年5月5日日曜日
2013年3月4日月曜日
花粉症のメカニズム
花粉症とは、スギ花粉などによって起こるアレルギー性疾患のことです。
花粉症のアレルギー症状は花粉が目や鼻の粘膜に接触することで現われてきます。
花粉が鼻のなかに吸い込まれると、アレルギーを起こす物質である抗原(アレルゲン)が花粉から溶け出し、この抗原と闘うために人間は体内で抗体を作り出すのです。
抗体は、抗原を捕まえるときにヒスタミンなどいくつかの物質を放出するので、これが神経を刺激して炎症を起こしてしまうのです。
医学的には、アレルギーを引き起こす物質は、以前はスギ花粉などの中にあると考えられていましたが、最近では外側の膜の表面に多いことが分かってきました。
花粉症は、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー疾患の一つだといわれています。
アレルギーとは、体に入り込んだ異物を撃退する体の防御反応が過剰(過敏反応)である場合をいい、その結果、鼻粘膜に付着した花粉という異物を体外に出そうとしてくしゃみや鼻水、涙が出るのです。
アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲン(抗原)といい、花粉症の場合は、スギやブタクサを代表とする植物の花粉がアレルゲンとなります。花粉は目や鼻の粘膜から侵入しやすいため、目や鼻の症状が主な花粉症の症状となります。
人体は外から侵入してきた抗原に対し抗体を作って自分を守ろうとしますが、花粉症の場合、花粉という抗原に対し、体は“IgE抗体”と呼ばれる抗体を作って反応します。
IgE抗体はすべての人に同じように作られるわけではなく、作られやすい体質が生まれつき決まっています。この体質をアレルギー体質といい、IgE抗体は花粉症の他にもアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなどと深く関わっているのです。
花粉症がアレルギー反応のひとつであることはお分かりいただけたと思います。健康な体を保つために欠かせない“免疫”と体内での仕組みは同じなのです。
人体には体内に侵入しようとする異物を排除する働きが備わっており、外部から侵入してきた物質“抗原・アレルゲン”に、対抗する物質“抗体”を作って体を守ろうとするのですが、花粉が毎年体内に少しずつ侵入し続け、何年もかけてIgE抗体が作り続けられ、抗体が一定量になった時、同じ抗原が進入してくるとその抗原が抗体と結びつき、それまでと違った反応を示すようになるのです。
この反応が体にとって都合よく働く場合を“免疫機能”といい、人間が病気から体を守るためにとても重要なシステムです。例えば、はしかやおたふく風邪に2度かからないのは、この免疫の働きによるものなのです。
一方この異物に過敏に反応して、本来は無害な花粉にまで免疫機能が働いてしまうと、人体に不快な症状を招き、さまざまな病気の原因であるアレルギー反応が起こるのです。
昔は寄生虫などに対して働いていた免疫が、現代では働く場所を失い、本来は無害な花粉にまで反応してしまうようになったとも言われています。
アレルギーは、I・II・III・IV型の4つに分類され、アレルギー性鼻炎や花粉症は典型的なI型アレルギーにあたります。
花粉症のアレルギー症状は花粉が目や鼻の粘膜に接触することで現われてきます。
花粉が鼻のなかに吸い込まれると、アレルギーを起こす物質である抗原(アレルゲン)が花粉から溶け出し、この抗原と闘うために人間は体内で抗体を作り出すのです。
抗体は、抗原を捕まえるときにヒスタミンなどいくつかの物質を放出するので、これが神経を刺激して炎症を起こしてしまうのです。
医学的には、アレルギーを引き起こす物質は、以前はスギ花粉などの中にあると考えられていましたが、最近では外側の膜の表面に多いことが分かってきました。
花粉症は、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー疾患の一つだといわれています。
アレルギーとは、体に入り込んだ異物を撃退する体の防御反応が過剰(過敏反応)である場合をいい、その結果、鼻粘膜に付着した花粉という異物を体外に出そうとしてくしゃみや鼻水、涙が出るのです。
アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲン(抗原)といい、花粉症の場合は、スギやブタクサを代表とする植物の花粉がアレルゲンとなります。花粉は目や鼻の粘膜から侵入しやすいため、目や鼻の症状が主な花粉症の症状となります。
人体は外から侵入してきた抗原に対し抗体を作って自分を守ろうとしますが、花粉症の場合、花粉という抗原に対し、体は“IgE抗体”と呼ばれる抗体を作って反応します。
IgE抗体はすべての人に同じように作られるわけではなく、作られやすい体質が生まれつき決まっています。この体質をアレルギー体質といい、IgE抗体は花粉症の他にもアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなどと深く関わっているのです。
花粉症がアレルギー反応のひとつであることはお分かりいただけたと思います。健康な体を保つために欠かせない“免疫”と体内での仕組みは同じなのです。
人体には体内に侵入しようとする異物を排除する働きが備わっており、外部から侵入してきた物質“抗原・アレルゲン”に、対抗する物質“抗体”を作って体を守ろうとするのですが、花粉が毎年体内に少しずつ侵入し続け、何年もかけてIgE抗体が作り続けられ、抗体が一定量になった時、同じ抗原が進入してくるとその抗原が抗体と結びつき、それまでと違った反応を示すようになるのです。
この反応が体にとって都合よく働く場合を“免疫機能”といい、人間が病気から体を守るためにとても重要なシステムです。例えば、はしかやおたふく風邪に2度かからないのは、この免疫の働きによるものなのです。
一方この異物に過敏に反応して、本来は無害な花粉にまで免疫機能が働いてしまうと、人体に不快な症状を招き、さまざまな病気の原因であるアレルギー反応が起こるのです。
昔は寄生虫などに対して働いていた免疫が、現代では働く場所を失い、本来は無害な花粉にまで反応してしまうようになったとも言われています。
アレルギーは、I・II・III・IV型の4つに分類され、アレルギー性鼻炎や花粉症は典型的なI型アレルギーにあたります。
花粉症と遺伝
花粉症は遺伝するのか?結論からいうと、残念ながらアレルギー性の病気には遺伝が深く関わっています。
つまり、花粉症も遺伝が少なからず関わっているのです。
まず、花粉症が遺伝するというよりは、アレルギー体質が遺伝することがわかっています。
例えば、スギならスギに対して花粉症をもつ遺伝子が遺伝するのです。これは卵の場合もあれば、そばや魚介類などひとつひとつ違ってきます。
しかし親がスギの花粉症になる遺伝子をもっていたとしても、それが子供に100%遺伝するわけではありません。
例えば、親がスギと卵のアレルギー体質だとしても、スギ花粉症は遺伝して、卵アレルギーは遺伝しないことも珍しくありません。
また片方の親だけが持っているより、両親ともこの遺伝子を持っているほうがより強く遺伝し、親がスギ花粉症の遺伝子を持っていたとしても、その子供がスギ花粉症の遺伝子ではなく、気管支喘息やアトピー性皮膚炎になるかもしれませんし、逆の場合も考えられます。
どんなアレルギー疾患を発症するかはわからない、とても複雑な問題なのです。当然、アレルギー体質が遺伝しても必ず発症するわけでもありません。
遺伝する確立は諸説ありますのであえて書きませんが、お母さんがアレルギー体質の場合のほうが、遺伝する確立が高いといわれています。
もちろん花粉症などのアレルギーは遺伝だけが原因ではありません。生活習慣や住環境、食生活など、さまざまな要素が関わっています。
つまり、花粉症も遺伝が少なからず関わっているのです。
まず、花粉症が遺伝するというよりは、アレルギー体質が遺伝することがわかっています。
例えば、スギならスギに対して花粉症をもつ遺伝子が遺伝するのです。これは卵の場合もあれば、そばや魚介類などひとつひとつ違ってきます。
しかし親がスギの花粉症になる遺伝子をもっていたとしても、それが子供に100%遺伝するわけではありません。
例えば、親がスギと卵のアレルギー体質だとしても、スギ花粉症は遺伝して、卵アレルギーは遺伝しないことも珍しくありません。
また片方の親だけが持っているより、両親ともこの遺伝子を持っているほうがより強く遺伝し、親がスギ花粉症の遺伝子を持っていたとしても、その子供がスギ花粉症の遺伝子ではなく、気管支喘息やアトピー性皮膚炎になるかもしれませんし、逆の場合も考えられます。
どんなアレルギー疾患を発症するかはわからない、とても複雑な問題なのです。当然、アレルギー体質が遺伝しても必ず発症するわけでもありません。
遺伝する確立は諸説ありますのであえて書きませんが、お母さんがアレルギー体質の場合のほうが、遺伝する確立が高いといわれています。
もちろん花粉症などのアレルギーは遺伝だけが原因ではありません。生活習慣や住環境、食生活など、さまざまな要素が関わっています。
日照量と花粉
まずスギ花粉の数はどれくらいあるかを説明しましょう。高さ10mの開花直前のスギの木をビニール袋で被って花粉を全部採集したところ、その重さは2kgにもなったそうです。
この計算から、高さ15mのスギの木からは3kgの花粉が取れることになります。また、スギの花1個の中に13,200個の花粉があるといいます。
そして枝1本に75,000個以上の花がつくといいます。つまり枝1本に9億9千万個の花粉があるということで、ゾッとしてしまいます。
スギ花粉の量は前年の7~8月の日照量によって推定予測されます。どの植物も光合成をして生きているので、最も日照量の多いこの季節に、曇りの日や気温の低い日が多ければ、花粉の量も少なくなります。
この計算から、高さ15mのスギの木からは3kgの花粉が取れることになります。また、スギの花1個の中に13,200個の花粉があるといいます。
そして枝1本に75,000個以上の花がつくといいます。つまり枝1本に9億9千万個の花粉があるということで、ゾッとしてしまいます。
スギ花粉の量は前年の7~8月の日照量によって推定予測されます。どの植物も光合成をして生きているので、最も日照量の多いこの季節に、曇りの日や気温の低い日が多ければ、花粉の量も少なくなります。
花粉症の発症率を低くする方法
花粉症の原因は体内にできるIgE抗体です。人類の歴史をみると、サルから段々と体毛が薄くなり、柔らかい皮膚が晒されるようになると、吸血ダニに襲われやすくなります。しかしながら、体内の細菌型免疫は吸血ダニには無効です。そこでIgE抗体が体内で作られるようになりました。
ヒトは吸血ダニに襲われた時に侵入する酵素を察知すると、IgE抗体が大量に放出されてマスト細胞に取り付きます。マスト細胞に一定量以上のIgE抗体が付くと、マスト細胞が破裂し、炎症物質(ヒスタミン)を大量に放出するので、吸血ダニは炎症物質を吸込んで死んでしまうので逃げ出します。哺乳類のみがIgE抗体をもっています。
エンドトキシンと接することが多いと、花粉症の発症率は低いということも分かっています。エンドトキシンは動物の糞に多く、牛小屋などに多く漂っています。
免疫細胞におけるIgE抗体と細菌型免疫の割合は生後早い段階で決まります。そしてこの割合がそのままアレルギー体質になりやすい体質かどうかの割合になるので、エンドトキシンに接するのは、1歳までがよいと考えられています。
逆に、細菌やエンドトキシンが少なく、花粉が多い環境になると、吸血ダニが多い環境と勘違いしてIgE抗体が多くなり、アレルギー体質になりやすくなるわけです。
つまり、乳幼児期の環境が、アレルギー体質になりやすいかどうかの決定要因になります。家畜と共に暮らす環境であると、アレルギー体質になりにくいのです。環境が良くなったことにより細菌が減ったため、乳幼児死亡率が減りました。しかし、行き過ぎた環境はアレルギーを生み出しているのです。
花粉症の発症は、きょうだいの下の子ほど明らかに花粉症になりにくいのです。理由の一つとして、下の子は、上の子からの細菌を少しずつもらっているからアレルギーが発症しにくいというわけです。早期において細菌との接触が重要なのです。
体を守るはずの免疫が体を攻撃し始めたために起こっているのが、花粉症、アレルギー性ぜんそくの正体なのです。
ヒトは吸血ダニに襲われた時に侵入する酵素を察知すると、IgE抗体が大量に放出されてマスト細胞に取り付きます。マスト細胞に一定量以上のIgE抗体が付くと、マスト細胞が破裂し、炎症物質(ヒスタミン)を大量に放出するので、吸血ダニは炎症物質を吸込んで死んでしまうので逃げ出します。哺乳類のみがIgE抗体をもっています。
エンドトキシンと接することが多いと、花粉症の発症率は低いということも分かっています。エンドトキシンは動物の糞に多く、牛小屋などに多く漂っています。
免疫細胞におけるIgE抗体と細菌型免疫の割合は生後早い段階で決まります。そしてこの割合がそのままアレルギー体質になりやすい体質かどうかの割合になるので、エンドトキシンに接するのは、1歳までがよいと考えられています。
逆に、細菌やエンドトキシンが少なく、花粉が多い環境になると、吸血ダニが多い環境と勘違いしてIgE抗体が多くなり、アレルギー体質になりやすくなるわけです。
つまり、乳幼児期の環境が、アレルギー体質になりやすいかどうかの決定要因になります。家畜と共に暮らす環境であると、アレルギー体質になりにくいのです。環境が良くなったことにより細菌が減ったため、乳幼児死亡率が減りました。しかし、行き過ぎた環境はアレルギーを生み出しているのです。
花粉症の発症は、きょうだいの下の子ほど明らかに花粉症になりにくいのです。理由の一つとして、下の子は、上の子からの細菌を少しずつもらっているからアレルギーが発症しにくいというわけです。早期において細菌との接触が重要なのです。
体を守るはずの免疫が体を攻撃し始めたために起こっているのが、花粉症、アレルギー性ぜんそくの正体なのです。
花粉症の主な原因植物の開花時期
日本で確認されている植物の種類は約3,000種で、その中で花粉症を引き起こすものは約80種類と言われています。その中でも主な植物と花粉の飛散期間を挙げます。
1.スギ(スギ科)・・2~4月
2.ヒノキ(ヒノキ科)・・3~5月
3.スズメノテッポウ(イネ科)・・3~6月
4.カモガヤ(イネ科)・・5~7月
5.ホソムギ(イネ科)・・5~7月
6.ハルガヤ(イネ科)・・5~8月
7.オオアワガエリ(イネ科)・・5~9月
8.ブタクサ(キク科)・・8~11月
9.ヨモギ(キク科)・・9~11月
10.ナカムグラ(クワ科)・・9~10月このように、1年の4分の3が花粉に晒されています。以上の10種類の植物は、ほぼ全国のどこにでもあります
1.スギ(スギ科)・・2~4月
2.ヒノキ(ヒノキ科)・・3~5月
3.スズメノテッポウ(イネ科)・・3~6月
4.カモガヤ(イネ科)・・5~7月
5.ホソムギ(イネ科)・・5~7月
6.ハルガヤ(イネ科)・・5~8月
7.オオアワガエリ(イネ科)・・5~9月
8.ブタクサ(キク科)・・8~11月
9.ヨモギ(キク科)・・9~11月
10.ナカムグラ(クワ科)・・9~10月このように、1年の4分の3が花粉に晒されています。以上の10種類の植物は、ほぼ全国のどこにでもあります
花粉症の原因=IgE抗体
花粉症になりやすい人の場合、花粉が体内に入ると、体が花粉を「侵入者=敵」とみなしてしまい、花粉に対するIgE抗体という、いわばガードマンをつくり出します。そして一度このIgE抗体ができてしまうと、それ以降は体内に入って来る花粉(抗原)に対して攻撃を仕掛けます。この攻防が繰り広げられる場所は肥満細胞というところです。
すると、その肥満細胞はその騒動に怒ってしまい、化学伝達物質を撒き散らしてしまいます。この化学伝達物質で有名なのがヒスタミンやロイコトリエンと呼ばれるもので、これが周囲の組織を刺激してくしゃみ、鼻水、鼻詰まりや目の痒みなどの花粉症の症状を引き起こすのです。
このIgE抗体は誰にでも血液中に存在しますが、花粉症の人のIgE抗体値は、そうでない人の数百倍になります。よって、IgE抗体値の診断が花粉症の診断のひとつの基準となっています。
IgE抗体と肥満細胞の関係をもう少し詳しく説明すると、IgE抗体は次の花粉の襲来に備えて肥満細胞のレセプターに「カチッ」とはまり込みます。このレセプター(くぼみ)の数は個人によって決まっていて、それがなくなって目いっぱいになるまで花粉症の症状は出てきません。
IgE抗体で目いっぱいになった肥満細胞のIgE抗体に花粉が付着すると、例のヒスタミンやロイコトリエンが撒き散らされるわけです。
これはコップと水の関係によく例えられています。つまり、水(=IgE抗体)がコップ(=肥満細胞)に収まっている間は花粉症の症状は出ませんが、ひとたびコップから溢れ出すと、花粉症の症状が出るというわけです。そしてコップの大きさ(=レセプターの数)は個人差があり、ずっと水がコップから溢れ出ない人もいるわけです。
すると、その肥満細胞はその騒動に怒ってしまい、化学伝達物質を撒き散らしてしまいます。この化学伝達物質で有名なのがヒスタミンやロイコトリエンと呼ばれるもので、これが周囲の組織を刺激してくしゃみ、鼻水、鼻詰まりや目の痒みなどの花粉症の症状を引き起こすのです。
このIgE抗体は誰にでも血液中に存在しますが、花粉症の人のIgE抗体値は、そうでない人の数百倍になります。よって、IgE抗体値の診断が花粉症の診断のひとつの基準となっています。
IgE抗体と肥満細胞の関係をもう少し詳しく説明すると、IgE抗体は次の花粉の襲来に備えて肥満細胞のレセプターに「カチッ」とはまり込みます。このレセプター(くぼみ)の数は個人によって決まっていて、それがなくなって目いっぱいになるまで花粉症の症状は出てきません。
IgE抗体で目いっぱいになった肥満細胞のIgE抗体に花粉が付着すると、例のヒスタミンやロイコトリエンが撒き散らされるわけです。
これはコップと水の関係によく例えられています。つまり、水(=IgE抗体)がコップ(=肥満細胞)に収まっている間は花粉症の症状は出ませんが、ひとたびコップから溢れ出すと、花粉症の症状が出るというわけです。そしてコップの大きさ(=レセプターの数)は個人差があり、ずっと水がコップから溢れ出ない人もいるわけです。
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